ドグミッションとは?圧倒的速さの仕組みと公道走行が困難な理由を解剖

ドグミッションとは?圧倒的速さの仕組みと公道走行が困難な理由を解剖の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

ドグミッションの「ドグ(Dog)」とは、犬が獲物に噛み付く様子や噛み合わせ用の突起「ドグティース(Dog Teeth)」に由来します。クルマの変速機において、回転数の異なるギア同士をいかに素早く、確実に噛み合わせるかを追求した機構です。

一般的なマニュアルトランスミッション構造では、シフトノブを動かした際に「シンクロナイザー(同期機構)」が働き、ギア同士の回転数を摩擦力で滑らかに一致させてからギアを結合させます。これに対し、ドグミッション仕組みの核心は「同期機構を完全に排除した潔さ」にあります。

噛み合い部に配置された巨大なブロック状の突起(ドグクラッチ構造)同士をダイレクトに噛み合わせるため、回転差を合わせる待ち時間が一切発生しません。回転が合っていようがいまいが、力技で噛み合わせを成立させる割り切った設計こそが、ドグミッション最大のアイデンティティです。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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