春巻きの皮を生で食べると腹痛?小麦粉のリスクと正しい調理法
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なぜ生の小麦粉はお腹を壊しやすいのか。その科学的理由は澱粉(でんぷん)の構造にある。
生の小麦粉に含まれる澱粉は「ベータ澱粉(小麦粉の生澱粉)」と呼ばれる状態にある。ベータ澱粉は分子構造が非常に密で硬い結晶構造をしており、人間の消化酵素であるアミラーゼでは容易に分解できない。これを加熱して水分を含ませることで構造が崩れ、消化吸収されやすい「アルファ化澱粉」へと変化する。つまり、ベータ澱粉(小麦粉)を生のまま胃に流し込むと、消化管内で分解されず、著しい胃もたれや腹痛、膨満感を生じさせることになるのだ。