キオクシアが踏み切る過去最大規模の自社株買い——Aiメモリ特需と資本最適化がもたらす株価の限界突破

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世界競合との比較においても、今回の動きは際立っている。韓国サムスン電子や米マイクロン・テクノロジーは、DRAMとNANDの両輪を抱え、莫大なR&D費用を両分野に分散させている。対してNAND専業に近いキオクシアは、投資の選択と集中が容易である一方、市況変動の影響をダイレクトに受けやすい弱点があった。

今回、大規模な自社株買いを敢行することで、同社は「専業ゆえの機動性」を強くアピールしている。財務体質の強化をアピールしつつ、株主還元姿勢で海外大手に引けを取らないことを示した格好だ。競合他社が設備投資競争に追われる中、資本効率を重視する姿勢は海外株主への強烈なカードとなる。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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