Esblの感染経路は空気感染か?家庭や介護現場のリスクと対策の真相

Esblの感染経路は空気感染か?家庭や介護現場のリスクと対策の真相とは一体何なのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

Q1:ESBL保菌者の家族と同じ洗濯機で服を洗っても大丈夫ですか?
A1:便や尿で直接ひどく汚れていない衣類であれば、他の家族の衣類と一緒に洗濯機で洗って問題ありません。市販の洗濯洗剤の界面活性剤作用と流水によるすすぎ工程で菌は洗い流されます。ただし、便が付着した下着などは、あらかじめ洗面器等で予洗いして汚れを落とし、塩素系漂白剤などで浸け置き消毒した上で洗濯機に投入してください。

Q2:介護施設で個室隔離を求められたのですが、従わなければいけませんか?
A2:厚生労働省のガイドライン上、症状のない保菌者に対して一律の個室隔離は求められていません。一般的な多床室であっても、スタッフが「標準予防策(ケアごとの手指消毒)」を徹底していれば集団感染は防げます。ただし、下痢がひどく便失禁がコントロールできない場合や、認知症などで便をあちこちに触ってしまうリスクがある場合に限り、一時的な個室管理が医学的に妥当と判断されることがあります。

Q3:感染した場合の潜伏期間はどのくらいですか?いつ症状が出ますか?
A3:ESBLはインフルエンザのように「感染から数日で発症する」という性質のものではありません。大半の人は腸内に住み着く「保菌」の段階にとどまり、生涯発症しないことも珍しくありません。体調不良、悪性腫瘍の治療、尿道カテーテル留置などにより体の抵抗力が大きく低下したタイミングで初めて尿路感染症などの症状が出るため、明確な潜伏期間を特定することは不可能です。

Q4:一度保菌した菌は、自然に体から消える(自然消失する)ことがありますか?
A4:十分に期待できます。多くの追跡調査において、原因となった抗菌薬の使用をやめ、バランスの取れた食事で腸内フローラを健康に保つことで、数カ月から1年程度で菌が検出されなくなる自然消失が報告されています。焦って抗菌薬で除菌しようとせず、免疫力を保つ生活を送ることが大切です。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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