「どうしたの」英語の罠!What's Wrongの誤解と正しい使い分け
「どうしたの」英語の罠!What's Wrongの誤解と正しい使い分けにまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
インターネット上の英語学習コミュニティやSNSのまとめ記事では、「ネイティブは日常会話でWhat's wrongなど使わず、すべてスラングで済ませる」といった極端な言説が散見されます。しかし、現地の生活実感と照らし合わせると、こうした情報の鵜呑みには落とし穴が存在します。
親しい友人同士の間で交わされるどうしたの英語スラングや、ストリート由来のネイティブが使うどうしたのは、確かにテンポの良いコミュニケーションを生み出します。代表格である「What's up?(最近どうよ/何かあった?)」や、オーストラリア・イギリス英語圏で日常的に用いられる「You alright, mate?」などは、廊下ですれ違いざまに交わす気軽な挨拶としても機能します。
しかし、こうした砕けた英語日常会話声かけフレーズは、話者同士の強固なラポール(信頼関係)があって初めて成立するものです。まだそれほど親しくない知人や、真剣に落ち込んでいる友人に対して、片眉を上げて「You good?」や「What's the deal?」と投げかけると、相手の深刻な悩みを軽視しているような不誠実な印象を与えかねません。
急な変化に対して「え、急にどうしたの?」「何かあったの?」と驚き混じりに尋ねる場合の何かあったの英語表現としては、スラングに頼るのではなく、以下のようなストレートかつ配慮のある言い回しを選択するほうが、意図しない摩擦を確実に防ぐことができます。
- Did something happen?(最も中立的で標準的な「何かあったの?」)
- What brought this on?(相手の態度や意見が急変した際に「どうして急にそうなったの?」と理由を尋ねる表現)
- Is everything all right between us?(相手が自分によそよそしい態度を取った際に「私たち、何か問題でもあったかな?」と関係性を確認する表現)