山猿『赤い実ハジケタ恋空の下』歌詞の真実と制作秘話を徹底解剖

山猿『赤い実ハジケタ恋空の下』歌詞の真実と制作秘話を徹底解剖の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

『赤い実ハジケタ恋空の下』を語る上で避けて通れないのが、名義の変遷です。発表当時は「LGMonkees」として活動していましたが、2014年10月のワンマンライブをもって同名義を突如解散。本来のルーツでありインディーズ時代から名乗っていた山猿へと改名することを発表しました。

その背景には、2011年3月の東日本大震災があります。福島県会津若松市で被災し、家屋や日常の崩壊を目の当たりにした彼は、避難生活や支援活動を経験する中で「音楽で嘘をつきたくない」「故郷に足をつけ、裸一貫の自分で歌を届けたい」という強烈な葛藤に直面しました。記号化されたプロジェクト名に別れを告げ、愛着のある「山猿」を名乗ったのは、自身の弱さも泥臭さもすべて背負い直す覚悟の証拠でした。

その後リリースされたフルアルバム『あいことば』シリーズ(『あいことば』『あいことば2』『あいことば3』……)には、この楽曲の精神を受け継ぐナンバーが多数収録され、山猿の音楽的アイデンティティはより強固なものとなりました。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest