マリリン・モンローの体型は太っていた?黄金比とサイズ16の真相
マリリン・モンローの体型は太っていた?黄金比とサイズ16の真相についての真相を徹底解説します。
「マリリン・モンローは太っていた」「彼女はプラスサイズの象徴だった」という主張の根拠として最も頻繁に引用されるのが、「彼女はサイズ16のドレスを着ていた」という言説です。しかし、服飾史のアプローチから検証すると、この言説には重大な事実誤認が含まれていることが分かります。
最大の問題は、アメリカにおける洋服のサイズ規格(バニティ・サイジング)の変遷です。1950年代の「サイズ16」と、現代のアメリカにおける「サイズ16」はまったく異なる寸法を指しています。当時のサイズ規格は現在のものよりもはるかに細身に設定されており、1950年代のサイズ16は「バスト約91cm・ウエスト約61cm・ヒップ約91cm」程度を基準としていました。
これを現代のサイズ基準に置き換えると、アメリカサイズで「2〜4」、日本のレディース規格では「7号〜9号(S〜細身のMサイズ相当)」という極めてスリムな体型に該当します。つまり、彼女が着用していた服の号数表記だけが独り歩きし、「現代のプラスサイズを着ていた」という誤解が広まってしまったのが真相です。