不安症の治し方完全ガイド|自力での克服法と認知行動療法
不安症の治し方完全ガイド|自力での克服法と認知行動療法の詳細解説をお届けします。専門的な知識がチェックできます。
根本的な体質・思考改善を目指す上で、現代の医療ガイドラインが第一選択として推奨しているのが「認知行動療法(CBT)」です。認知行動療法の基本的なやり方は、不安を引き起こす自動思考(事実に対する瞬間的な捉え方の歪み)を可視化し、より柔軟で現実的な思考へと修正していく作業です。
例えば、「動悸がした=このまま倒れて死んでしまう」という極端な思考の連鎖に対し、「動悸は単なる交感神経の反射であり、数分で治まる」「過去に何度も起きたが一度も倒れたことはない」という客観的な反証データを照らし合わせる「思考記録表(コラム法)」を用います。認知の歪みが修正されると、脳の扁桃体の過剰興奮が鎮静化することが脳科学的にも実証されています。
一方、症状が重く日常生活が立ち行かない場合は、適切な薬物療法を併用することが回復を劇的に早めます。以下は、不安症の治療で用いられる代表的なアプローチの比較です。