足利事件の真犯人と「ルパン似の男」冤罪劇の裏に潜む未解決の闇
足利事件の真犯人と「ルパン似の男」冤罪劇の裏に潜む未解決の闇に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。
Q1:足利事件の真犯人とされる「ルパン似の男」はなぜ逮捕されないのですか?
A1:最大の理由は、足利事件自体の公訴時効が2005年5月に成立してしまっているためです。また、警察がこの男を逮捕・立件した場合、過去に杜撰なDNA鑑定で菅家さんを逮捕した責任や、同一犯による北関東連続幼女誘拐殺人事件を防げなかった責任を組織として問われることになり、その組織的保身が再捜査を躊躇させていると強く指摘されています。
Q2:被害者の遺留品から採取されたDNAと男のDNAは本当に一致したのですか?
A2:ジャーナリストの清水潔氏が男の捨てた吸い殻を回収し、法医学教授に依頼した鑑定では、足利事件の被害者の下着に付着していた体液のDNA型と完全に一致したと報告されています。しかし、この鑑定結果を警察当局は公式な証拠として受理せず、公式な強制捜査の着手を行っていません。
Q3:今後、真犯人が法的に処罰される可能性はゼロなのでしょうか?
A3:足利事件単体での起訴は時効撤廃の不遡及原則により極めて困難です。ただし、同一犯の関与が疑われている1996年の「横山ゆかりちゃん誘拐事件(群馬県太田市)」は現在も時効が成立していません。この事件での身代金目的誘拐や殺人が立証されれば、男を法廷の場に引きずり出し、刑事責任を追及することは現行法上も可能です。