コンクリート打ちっぱなし賃貸の真実!冬の寒さや電気代・後悔の防ぎ方
コンクリート打ちっぱなし賃貸の真実!冬の寒さや電気代・後悔の防ぎ方を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。
インターネット上の不動産情報では「打ちっぱなし=遮音性が高くて絶対に静か」という謳い文句が並びますが、ここには建築工学的な落とし穴が存在します。
確かに、コンクリート壁そのものは重量があるため、隣の部屋から聞こえる話し声やテレビの音を遮断する空気伝搬音の遮音性能(D値)は極めて優秀です。しかし、上階の足音や物を落とした衝撃が躯体を伝わって響く「固体伝搬音」は、コンクリートを通じてダイレクトに伝わります。また、配管スペース(パイプスペース)の吸音処理が甘いデザイナーズ物件の場合、上階の排水音がコンクリートに共鳴して響く現象も見受けられます。
さらに、「コンクリート打ちっぱなし=すべて寒い」というのも一面的な理解に過ぎません。近年の高機能物件では、外壁の外側に断熱材を施す「外断熱工法」を採用している建物や、北面・外周面のみ石膏ボード断熱を入れ、仕切り壁やアクセントウォールのみを打ちっぱなしにしたハイブリッド物件が増加しています。これらを選べば、外気温の影響を最小限に抑えつつ、スタイリッシュな空間美を両立することが可能です。