あいみょん『愛を伝えたいだとか』歌詞の本当の意味と男目線の心理を徹底解剖
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『愛を伝えたいだとか』の最大の特徴は、女性シンガーソングライターであるあいみょんが、徹底して男性の一人称視点で歌詞を紡いでいる点にあります。主人公の男性は、部屋の中で一人、去っていきそうな相手や思い通りにいかない恋愛関係に対して悶々と思考を巡らせています。
歌詞冒頭の「健康的な朝だな」というシニカルな独白から伝わるのは、爽やかな朝の情景とは真逆にある主人公の鬱屈とした精神状態です。素直に「好きだ」「行かないでくれ」と伝えれば済むはずの事態であるにもかかわらず、男特有のプライドや気恥ずかしさが邪魔をして、頭の中だけで言い訳を繰り返してしまう様子がリアルに描写されています。
「愛を伝えたいだとか 臭いことばっか考えて待ってても」というフレーズに見られるように、主人公は自分のロマンティシズムを自覚しつつも、それを直接相手にぶつける勇気が持てません。この「カッコつけたいのにカッコつかない」情けない男心の解像度の高さこそが、性別を問わず多くのリスナーの共感を呼ぶ理由です。