釧路湿原メガソーラー問題に新展開!独自追跡で迫る生態系崩壊の危機
釧路湿原メガソーラー問題に新展開!独自追跡で迫る生態系崩壊の危機の全体像を詳しく解説してご紹介します。
生態系への懸念は土砂流入だけにとどまらない。現地調査を行った公益財団法人日本野鳥の会の専門家は、広大なパネル群の設置が国の特別天然記念物であるタンチョウ(特別天然記念物)の越冬地や繁殖地、さらには移動ルートを断絶する危険性を指摘する。今回の取材で独自に得た未発表の観察調査報告によると、事業予定地のすぐ近傍でタンチョウのつがいによる営巣行動が確認されており、工事に伴う重機音や振動、さらに太陽光パネルの反射光が彼らの繁殖活動を阻害する恐れが極めて高い。
また、巨大なパネル群が水面と誤認され、飛来した鳥類が激突する事故(レイク・エフェクト)の発生も危惧される。氷点下20度を下回る厳しい冬の釧路で、希少種が命をつなぐための基盤が、環境負荷低減を掲げる事業によって削り取られようとしている。