ヴィレッジヴァンガード本店は何が違う?発祥の聖地を徹底解剖
ヴィレッジヴァンガード本店は何が違う?発祥の聖地を徹底解剖とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
商業施設に入居するヴィレッジヴァンガードしか知らない世代が本店を訪れると、そのギャップに強い衝撃を受けます。最大の相違点は「書籍に対する圧倒的なリスペクトと比率」にあります。
一般的なモール店舗では、若年層やファミリー層をターゲットにしたトレンドのキャラクターグッズ、輸入菓子、バラエティ雑貨が売り上げの中心を占める傾向にあります。しかし、ヴィレッジヴァンガード本店の品揃えは、創業時のスピリットを頑なに維持しており、店内の主役はあくまで「本」です。アンダーグラウンドなアートブック、絶版に近いサブカルチャー専門書、ハードボイルド小説、アメコミの原書、写真集が棚の奥深くまでぎっしりと詰め込まれています。
さらに見逃せないのが、ヴィレッジヴァンガードの代名詞とも言える黄色い手書きPOPの魅力です。本店に並ぶPOPは、単なる商品説明にとどまらず、担当スタッフの情念や偏愛が滲み出る文学的なテキストで埋め尽くされています。ただ眺めて歩くだけで知的好奇心を刺激される空間づくりは、チェーン展開が進んだ現在も色褪せることはありません。