宇宙飛行士の年収は億超え?Jaxa給与のリアルと危険手当の真相

宇宙飛行士の年収は億超え?Jaxa給与のリアルと危険手当の真相についての真相をお届けします。

なぜ、世界中から選ばれた天才たちが命を懸けているにもかかわらず、給料がこれほどまでに抑制されているのでしょうか。そこには日本特有の行政構造と、公金運用の厳格なルールが存在します。

最大の要因は、JAXAが「国民の税金によって運営される国立研究開発法人」である点にあります。民間企業のようにロケット打ち上げや実験成功によって得られた利益を役員や社員へボーナスとして大胆に還元するインセンティブ設計が法的に不可能です。もし特定の宇宙飛行士に数億円の報酬を支払えば、「税金の無駄遣い」「公務員準拠のバランス崩壊」として会計検査院や世論からの激しい批判に晒されることになります。

さらに見逃せないのが、前職との「年収逆転現象(大幅ダウン)」です。JAXAの選抜試験を突破する候補者には、大手商社マン、一流外資系コンサルタント、航空会社の現役機長、東大卒のエリート医師、トップクラスの研究者などが名を連ねます。彼らの多くは前職で年収1,500万円〜2,500万円以上を稼いでいた実力者です。

宇宙飛行士候補者として採用されると、最初の2年以上にわたる基礎訓練期間中は「候補生」としての基本給しか支給されません。海外訓練に伴う住宅手当や赴任手当は手厚くカバーされるものの、額面の年収自体は前職から半減するケースも珍しくありません。それでも彼らが応募するのは、外発的動機(お金・地位)ではなく、自らの幼少期からの夢や知的好奇心という「内発的動機」が圧倒的に勝っているからです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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