エクセル標準偏差の求め方!Stdev関数の違いと失敗ゼロの活用術

エクセル標準偏差の求め方!Stdev関数の違いと失敗ゼロの活用術に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

標準偏差の真価は、単体で数値を出すことではなく、「平均値(AVERAGE)」と組み合わせることで集団内の相対的な位置付けを評価できる点にあります。その代表的な応用例が「偏差値」の算出です。

偏差値は、平均点を50、標準偏差を10となるように正規化した指標であり、異なるテストや評価基準の間でスコアの優劣を公平に比較するために用いられます。エクセル上での計算手順は以下の通りです。

  1. 平均値の算出:対象範囲(例:B2:B51)に対し、=AVERAGE(B2:B51)を入力。
  2. 標準偏差の算出:同様に、=STDEV.S(B2:B51)を入力。
  3. 偏差値の計算式:個人の得点がセルB2にある場合、以下の数式を組み立てます。

=(B2 - AVERAGE($B$2:$B$51)) / STDEV.S($B$2:$B$51) * 10 + 50

この数式では、平均値と標準偏差の参照範囲をドルマーク($)で絶対参照にしておくことがポイントです。これにより、数式を下方向へオートフィルでコピーした際も参照範囲がズレることなく、全メンバーの偏差値を瞬時に一括算出できます。

正規分布に従うデータの場合、平均値から「±1標準偏差(1σ)」の範囲に全体の約68.3%が収まり、「±2標準偏差(2σ)」の範囲には全体の約95.4%が含まれます。偏差値で言えば、約68%の人が「偏差値40〜60」の間に位置し、「偏差値70以上」や「偏差値30以下」は全体の約2.3%しか存在しない極めて珍しい領域であることが数理的に把握できます。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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