新幹線開業2年後のリアル。北陸・福井が仕掛ける「脱・一極集中」の地方創生最前線【2026年現地ルポ】

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エネルギー問題においても、福井は日本全体の議論をリードする存在であり続けている。数多くの原子力発電所を抱える若狭湾沿岸地域では、既存プラントの再稼働議論と並行して、次世代エネルギーの実験が加速している。

敦賀市や美浜町周辺では、原発の余剰電力を利用した大規模なグリーン水素製造実証プラントが本格稼働を開始。発電時のCO2排出をゼロに抑えた水素エネルギーは、県内の化学工場や交通インフラへと供給され始めている。

地元の経済団体役員は「原子力との共生という歴史を持ちながら、同時に脱炭素の最先端を目指す。この両輪を回すことこそが、福井が果たすべきエネルギー供給基地としての役割だ」と指摘する。国の方針転換が目まぐるしい中、現場の試みは常に日本のエネルギー政策の未来を占う試金石となっている。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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