腰痛でやってはいけない運動とストレッチ!悪化する理由と正しい改善法
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腰痛対策で最も危険なのは、「腰痛にはこのストレッチが効く」という一括りの情報を鵜呑みにすることです。腰痛は大きく分けて「前屈型(曲げると痛い)」「後屈型(反らすと痛い)」「回旋・神経圧迫型」に分類され、それぞれ禁忌となる動作が異なります。
病態・症状タイプ絶対にやってはいけない運動・動作悪化する生体力学的メカニズム安全な代替メニュー・推奨アプローチ椎間板ヘルニア
(前屈型腰痛)・立位/座位での前屈運動
・上体起こし(シットアップ)
・重いバーベルデッドリフト腰を丸めることで椎間板内圧が急上昇し、脱出した髄核が神経根を直接圧迫する。・マッケンジー法(軽度なうつ伏せ保持)
・骨盤中間位でのドローイン
・股関節前面のストレッチ脊柱管狭窄症
(後屈型腰痛)・うつ伏せでの背筋運動
・ヨガのコブラのポーズ
・大股での急激なウォーキング腰を反らすことで黄色靭帯が肥厚し、狭くなった脊柱管をさらに狭窄して神経を絞扼する。・両膝を胸に抱え込む丸まりストレッチ
・前傾姿勢での固定式エアロバイク
・腹圧を高めるブレーシング急性腰痛症
(ぎっくり腰)・発症直後の無理なストレッチ
・痛む方向への可動域訓練
・長時間の患部マッサージ筋肉や靭帯の微小断裂部位に伸張ストレスが加わり、炎症反応と筋スパズム(異常収縮)が拡大。・膝下にクッションを入れた仰向け安静
・痛みの出ない範囲での深呼吸
・受傷後48時間以降の日常歩行坐骨神経痛
(しびれ・放散痛)・脚を伸ばしたまま行う長座体前屈
・強く引っ張りすぎる梨状筋ストレッチ
・過度なレッグレイズ炎症を起こしている坐骨神経を物理的に過伸張(オーバーストレッチ)し、神経虚血を助長。・神経滑走法(ニューロダイナミクス)
・足関節の優しい底背屈運動
・痛覚を誘発しない体幹安定化
上記の通り、椎間板ヘルニア やってはいけない運動の中心は「腰を丸めて屈曲させる動き」です。対照的に、高齢者に多い脊柱管狭窄症 やってはいけない姿勢は「腰を過剰に反らせる動き」や「下り坂を歩く姿勢」となります。自分の痛みがどちらのタイプに属するかを把握せずに運動を始めることは、火に油を注ぐ行為に等しいと言えます。