沈まぬ太陽』モデルの真相!未公開手記が暴く国家の翼と40年目の闇
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『沈まぬ太陽』の大きな魅力は、主人公と対極をなす出世欲の塊・行天四郎や、組織改革に挑んだ悲劇の経営者・国見正之会長といった魅力的なキャラクターたちの群像劇にある。当然、彼らにも明確なモデルが存在した。
行天のモデルとされる人物は、かつて小栗氏とともに労組運動を率いながらも、途中で経営側に転向。旧型労組を潰すための第二組合(御用組合)を設立し、取締役へと上り詰めた。また、時の首相・中曽根康弘氏の発案で再建の刺客として送り込まれたカネボウ出身の伊藤淳二氏が、国見会長のモデルとなったことは有名だ。現場の改革を志した外部トップと、生粋の生え抜き幹部たちによる醜い権力闘争。手記には、外部経営者すら呑み込んで崩壊していく組織の凄惨な内幕が細部まで刻まれていた。