叙勲の種類と序列一覧!旭日章と瑞宝章の違いや年金の真相を徹底解説
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どのような基準をクリアすれば叙勲の候補者に選ばれるのでしょうか。内閣府賞勲局が定める一般叙勲の基本要件は、「年齢満70歳以上」であることが原則とされています。ただし、著しい功績を挙げた場合や特定の分野では65歳以上に引き下げられる特例もあります。
年に2回、4月29日(昭和の日)に発令される「春の叙勲」と、11月3日(文化の日)に発令される「秋の叙勲」では、毎回それぞれ約4,000名、年間で約8,000名が受章します。推薦ルートは各省庁からの「功労推薦」が主軸であり、文部科学省(教育・文化)、厚生労働省(社会福祉・医療)、経済産業省(産業振興)などがそれぞれの基準に基づいて候補者を厳選し、内閣官房副長官を長とする審査委員会を経て閣議決定されます。
一方で、一般叙勲とは別枠で運用されている重要な制度が「危険業務従事者叙勲」です。2003年の制度改革によって新設されたこの叙勲は、警察官、自衛官、消防吏員、刑務官、海上保安官など、著しく危険性の高い職務に尽力した元職員を対象としています。最大の特徴は年齢要件が満55歳以上に引き下げられている点であり、毎年春(4月上旬)と秋(10月上旬)に各約3,600名が受章しています。
また、功績がありながら省庁の推薦網から漏れてしまった人物を救済するため、国民が直接候補者を推薦できる「一般推薦制度」も設けられています。20歳以上の推薦者2名(うち1名は候補者と同一市区町村に居住していない第三者)の署名を添えて内閣府賞勲局に申し出る仕組みですが、厳密な調査と身辺照会が行われるため、実際に受章まで至るハードルは極めて高いのが実情です。