老舗・津田駒工業に大化けの兆し?独自再建と株価急変動の真相

老舗・津田駒工業に大化けの兆し?独自再建と株価急変動の真相についての真相をお届けします。

祖業である繊維機械製造業は、長年にわたり中国をはじめとするアジア勢の設備投資サイクルに振り回されてきた。ジェットルームで世界首位級のシェアを誇りながらも、市況悪化のたびに固定費の重さが利益を削る構図が続いていたのは周知の通りだ。しかし、今回の再建シナリオはこれまでと毛色が異なる。

同社は不採算機種の絞り込みと生産拠点の集約を断行。単なるコストカットにとどまらず、省エネ性能と高速製織を極限まで追求した次世代織機へリソースを再配分した。これが環境規制の強まるインドや東南アジアの有力テキスタイルメーカーの更新需要と合致し、高付加価値モデルの受注残が積み上がり始めている。

業績面でのサプライズ要因として見逃せないのが、部材調達網の抜本的見直しと価格転嫁の浸透だ。損益分岐点は劇的に引き下げられており、想定を上回るペースで営業黒字が定着する可能性が意識されている。市況回復局面で利益が急拡大するレバレッジ構造が、水面下で完成しつつある。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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