連立方程式のマイナスとマイナスで迷う原因とミス撲滅の解法

連立方程式のマイナスとマイナスで迷う原因とミス撲滅の解法の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

定期テストの後半や高校入試で差がつくのが、括弧や分数、小数が含まれた複雑な連立方程式です。ここでもマイナスの処理を誤ると致命傷になります。

1. 連立方程式 括弧の外し方におけるマイナスの罠

式の前にマイナスが付いている場合、括弧を外す際に内部のすべての符号を反転させる必要があります。

例:$4x - (3x - 2y) = 5$
誤り:$4x - 3x - 2y = 5$(後ろの符号を変え忘れる典型例)
正解:$4x - 3x + 2y = 5 \rightarrow x + 2y = 5$

「括弧の前のマイナスは、中の全員の符号を変えるスイッチ」と強く意識することが極めて重要です。

2. 連立方程式 分数 小数 符号の処理手順

分数や小数が含まれる方程式では、まず「整数だけの式」に直すのが定石ですが、この変換作業時にもマイナスの脱落が多発します。

特に危険なのが、分子に多項式が乗っている分数の引き算です。

$\frac{2x - y}{3} - \frac{x - 3y}{2} = 1$

両辺に最小公倍数の「6」をかける際、次のように分子を括弧で囲まないと高確率で間違えます。

正解の途中式:$2(2x - y) - 3(x - 3y) = 6$
展開:$4x - 2y - 3x + 9y = 6$
整理:$x + 7y = 6$

$-3(x - 3y)$ を展開するとき、後ろの項が $-3 \times (-3y) = +9y$ とプラスに変わる点に最大の注意を払わなければなりません。分数の横棒(分数線)には「式全体を括弧で括る」役割があることを忘れてはなりません。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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