光沢紙とは?普通紙・マット紙との違いや失敗しない写真印刷の選び方
光沢紙とは?普通紙・マット紙との違いや失敗しない写真印刷の選び方とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。
全面に強いツヤがある標準的な光沢紙だけでなく、表現の現場では「あえてツヤを抑えた」派生用紙が重宝されています。その代表格が半光沢紙・絹目調の特徴を活かしたプリントです。
半光沢紙(セミグロス・サテン・ラスター)や絹目調(微粒面)は、表面にごく微細な凹凸加工を施すことで、光沢紙ならではの発色の良さを保ちながら、ギラギラとした強い反射光をカットした用紙です。写真館のポートレートや写真展の額装展示では、室内のスポットライトが反射して見えなくなるトラブルを防ぐため、絹目調や微粒面光沢紙が業界のスタンダードとして愛用されています。
また、商業用のポスター・チラシ印刷の用紙選びにおいても、用紙のテクスチャは成果を左右します。イベントの告知チラシや飲食店のメニューなど、料理や人物の写真をシズル感たっぷりに見せたい商業印刷では「コート紙(商業用光沢紙)」が第一候補となります。一方、テキスト量が多く文字をしっかり読ませたいセミナー資料や学術ポスターでは、反射が少なく文字が読みやすい「マットコート紙」が選ばれる傾向にあります。