宮崎勤事件の真相と全貌|生い立ち・精神鑑定・家族の現在を徹底検証
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1990年3月に始まった東京地裁での公判において、最大の争点となったのが宮崎勤の精神鑑定と刑事責任能力の有無でした。裁判中には異なる専門家チームによる鑑定が複数回にわたって実施され、学界を二分する激しい議論が巻き起こりました。
第1鑑定(安藤鑑定)では「極度の人格障害(パーソナリティ障害)」と診断され責任能力が認められたのに対し、第2鑑定(保崎・西山鑑定)では「統合失調症による心神耗弱状態」と判断されるなど、鑑定結果は真っ向から対立しました。最終的な第3鑑定を経て、裁判所は「人格障害の範疇にとどまり、善悪を判断し行動を制御する能力は残されていた」として完全責任能力を認定しました。
1997年4月、東京地裁は求刑通り死刑判決を言い渡しました。東京高裁への控訴棄却を経て、2006年1月17日に最高裁が上告を棄却し、死刑が確定。そして2008年6月17日、東京拘置所において宮崎勤の死刑執行(享年45)が行われ、事件は法的な幕引きを迎えました。