ステンレスとアルミの見分け方完全解説!磁石の罠とプロの判別法
ステンレスとアルミの見分け方完全解説!磁石の罠とプロの判別法に関する最新のニュースをまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。
産業廃棄物処理や金属スクラップ買取の現場では、1トンの単価が大きく異なるステンレス(ニッケル系スクラップ)とアルミ(非鉄金属)を瞬時に選別しなければなりません。現場の熟練作業員が日々用いるプロの判別法を紹介します。
高速切断機・グラインダーによる「火花試験」
金属スクラップの現場で最も確実視されるのが、サンダーやグラインダーの砥石を当てる火花試験です。 ステンレスに砥石を当てると、赤橙色の直線的な火花が勢いよく飛び出し、先端で細かく破裂する花火のような星状の火花を形成します。鉄よりも火花の色がやや濃く、線が細いのが特徴です。 これに対し、アルミニウムは砥石を当てても火花が一切出ません。煙と削り粉が舞うだけです。削った瞬間に火花が飛ぶか否かで、作業員は1秒以内に判別を下しています。
薬品による「エッチング・腐食反応テスト」
薬品を用いた化学的鑑定法では、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)水溶液が多用されます。 アルミニウムは両性金属であるため、強アルカリに激しく反応して水素ガスを発生させながら表面が泡立って溶解・黒変します。一方、ステンレスはアルカリに対して極めて高い耐食性を持つため、苛性ソーダを滴下しても一切反応せず無傷のままです。市販の強力なアルカリ性パイプクリーナーを目立たない場所に数滴垂らすだけでも、同様の反応差を確認できます。