鈴木エイトの本名や経歴とは?旧統一教会を追う記者の現在と壮絶な半生
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鈴木エイト氏がカルト問題の取材に足を踏み入れたのは、2002年頃の東京・渋谷や新宿の路上でした。当時、旧統一教会の信者たちが「手相占い」や「アンケート」を装って若者を勧誘(偽装勧誘)している現場に遭遇し、声をかけられている若者を連れ戻す「救出活動」を個人的に開始したことがすべての発端です。
単なる反対運動にとどまらず、教団の巧妙な洗脳システムやマインドコントロールのメカニズムを解明するため、自ら正体を隠して教団施設(ビデオセンター)に潜入。内部講義を録音し、信者の心理変容プロセスを克明に記録しました。2009年には、同じくカルト問題を追う藤倉善郎氏らとともにウェブメディア『やや日刊カルト新聞』を創刊し、主筆や記者として数千本に及ぶ記事を執筆していきます。
既存のマスメディアが「信教の自由」や「政治的タブー」「訴訟リスク」を恐れて旧統一教会報道から手を引いていた2010年代、鈴木エイト氏はほぼ無報酬に近い状態で教団の大規模イベントや政治家の関連会合に通い詰め、現場の決定的な証拠写真を撮り溜め続けました。この地道な足を使った取材の蓄積こそが、後に日本中を揺るがすスクープの土台となったのです。