50M走の世界記録は何秒?ボルト超えの公式記録と最速の真相
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現在、世界陸連(World Athletics)が公認する男子50メートル走の公式世界記録は、カナダのドノバン・ベイリーが1996年2月にアメリカ・リノの室内大会で樹立した5秒56です。さらに、アメリカの短距離界を牽引したモーリス・グリーンも1999年2月のマドリード大会で同じく5秒56の室内世界タイ記録をマークしています。
オリンピックや世界陸上で行われる屋外の最短種目は100メートル走ですが、冬季に開催される室内陸上競技では、直線コースの制約から50メートルや60メートルが公式種目として採用されてきました。静止状態のスターティングブロックから号砲と同時に飛び出し、わずか5秒半あまりで50メートルのフィニッシュラインを駆け抜けるスピードは、時速換算で約32km/hから最高瞬間速度では40km/hを優に超える異次元の領域です。
1996年アトランタ五輪の100メートル金メダリストであるベイリーと、かつて室内60m世界記録(6秒39)を樹立したグリーンの両名が並び立つ「5秒56」という数字は、25年以上が経過した現在も破られていない男子短距離界の金字塔となっています。