高齢者雇用継続給付金はいくらもらえる?法改正の真相と損しない計算法
高齢者雇用継続給付金はいくらもらえる?法改正の真相と損しない計算法についての真相をご紹介します。
給付金額の算定は「60歳到達時の賃金月額」と「各月に実際に支払われた賃金」の比率(賃金低下率)によって決まります。低下率が61%以下になった場合に上限の給付率が適用され、61%超75%未満の間は逓減する計算式が用いられます。
具体的な試算として、60歳到達時の賃金が月額40万円だった会社員が、定年再雇用後に月額20万円(低下率50%)になったケースを検証してみます。
・新制度(給付率10%対象):
月額20万円 × 10% = 月額2万円(年間24万円)
・旧制度(給付率15%対象):
月額20万円 × 15% = 月額3万円(年間36万円)
仮に賃金低下率が70%(月額28万円支給)となった場合は、上限率ではなく計算式に基づく低い給付率(新制度では約3.2%)が適用されるため、受給額は月額約9,000円前後となります。わずかな残業代の増減で低下率が75%を超えると、その月は給付金がゼロになる点に注意が必要です。