犬が玉ねぎを食べた!危険な致死量と症状・絶対に避けるべきNg対応

話題沸騰中の 犬が玉ねぎを食べた!危険な致死量と症状・絶対に避けるべきNg対応について、多角的な視点をご紹介しています。

愛犬が玉ねぎを誤食した直後、多くの飼い主が「ケロッとして普段通り走り回っている」姿を見て胸を撫で下ろします。しかし、これこそがネギ類中毒の最も恐ろしい罠です。犬の玉ねぎ中毒には明確な潜伏期間が存在し、誤食直後ではなく食後1日〜5日(早くて12〜24時間後)を経てから本格的な症状が爆発的に表面化します。

誤食直後から数時間以内に出る兆候としては、胃腸の刺激による初期の嘔吐や下痢、軽度の一過性な食欲不振程度に留まるケースが大半です。この段階ではまだ赤血球の破壊が初期段階にあるため、飼い主の肉眼では愛犬の体内で起きている危機を察知できません。

食後24時間から72時間ほど経過すると、本格的な赤血球の溶血が進行します。破壊された大量の赤血球からヘモグロビンが血液中に流出し、腎臓のフィルターを通じて尿中に排泄されるため、ヘモグロビン尿と呼ばれる赤褐色〜ワインレッド、あるいは濃いコーラのような赤い尿が排泄されます。この赤い尿が確認された時点で、体内ではすでに極めて重篤な溶血性貧血が完成している証拠です。

貧血の急激な進行に伴い、歯茎や舌、白目などの可視粘膜が青白く、あるいは白磁のように真っ白に退色します。また、ヘモグロビンが代謝されて生じるビリルビンによって皮膚や粘膜が黄色く染まる「黄疸」が見られることもあります。酸素が全身に行き渡らないため、少し動いただけで激しく息を乱す呼吸促迫、心拍数の異常な上昇、足元をふらつかせて倒れ込む虚脱状態へと悪化し、最悪の場合は多臓器不全により命を落とします。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest