ポケモン「みがわり」完全解剖!貫通技の条件から怪獣の由来まで
ポケモン「みがわり」完全解剖!貫通技の条件から怪獣の由来までの要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
みがわりを使った際に出現する、ぽかんとした目と二本角を持つ緑色のマスコット。一見するとどのポケモンにも似ていないこのデザインには、初代『赤・緑』開発当時の深い事情が眠っています。
調査を進めると、みがわり元ネタ怪獣の由来は初代ポケモンの内部データ「INDEX 001」に記録されているポケモン、すなわちサイドンに行き着きます。ゲームフリークの開発初期、限られたゲームボーイの容量(わずか512KB〜1MB程度)の中でゲームを成立させるため、フィールドやメニュー画面で表示されるアイコンには汎用のシンボルが使われていました。
当時、怪獣型ポケモンの代表として描かれたアイコン用のドット絵こそが、あの二足歩行の恐竜のようなシルエットです。開発陣が「特定の誰かではない、身代わりとしての抽象的なモンスター」を表現するにあたり、最もアイコンとして汎用性の高かった怪獣グラフィックをそのまま流用したのが始まりでした。
ゲームボーイの白黒画面からカラー化された『金・銀』を経て、第3世代『ルビー・サファイア』以降で鮮やかな緑色に定着。本来は容量節約のための「使い回しドット」だった怪獣が、プレイヤーの愛着とともに独立したキャラクター性を獲得していった過程は、ゲーム史における興味深い偶然の産物といえます。