メガネのたたみ方は左からが鉄則!フレーム歪みを防ぐプロの極意

メガネのたたみ方は左からが鉄則!フレーム歪みを防ぐプロの極意の総合ガイドをお届けします。専門的な知識が詰まっています。

日本を代表するアイウェア各社の公式発信に目を向けると、正しい所作に関する啓蒙が一貫して行われている。JINSの公式オウンドメディア「JINS WEEKLY」では、メガネの正しいたたみ方として「必ず左側のテンプルから折りたたむこと」を明記しており、ケースへの収納時にもテンプルを完全に収めてからフタを閉めるよう注意を促している。

また、Zoffや眼鏡市場の店頭マニュアルにおいても、スタッフが顧客へメガネを返却する際の所作は「左テンプルを倒し、右テンプルを重ね、レンズ面を保護するようにクロスを添える」という手順が徹底されている。プロの現場でこれが標準化されているのは、受け渡し時のわずかな歪みすら未然に防ぐためだ。

ここで多くのユーザーが迷うのが、「メガネケースへの正しい入れ方」におけるレンズの向きである。一般的には以下の2パターンが基本となる。

第1に、標準的なハードケースに入れる場合、メガネのフロント(レンズ前面)を「上向き」またはケースの底面カーブに合わせて配置する。ケース内部の形状によって異なるが、基本はフタを閉めた際に蝶番やテンプルへ上からの圧力がダイレクトに伝わらない向きを選ぶ。テンプル側を下にして置くことで、レンズの表面がケースの内張りに強く擦れるのを防ぐことができる。

第2に、極めて重要なのが「メガネ拭きクロスの正しい巻き方」だ。メガネ拭きをケースの底に敷くだけでは、持ち運び時の振動でテンプルの先端(モダン)が内側からレンズ後面に当たって傷をつける恐れがある。正しくは、広げたクロスの中央にメガネのフロントを置き、下からレンズ前面を覆うように折り返した上でテンプルをたたみ、最後に全体をふわりと包み込むようにしてケースへ収める。この「挟み込み巻き」を行うだけで、移動時の接触事故はほぼ完全に防ぐことが可能だ。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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