伝説のボウラー須田開代子、黄金期を拓いた孤高の女王と激動の生涯
伝説のボウラー須田開代子、黄金期を拓いた孤高の女王と激動の生涯の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。
当時の女子プロ界を牽引したのは、間違いなく須田開代子と中山律子の二強だった。笑顔が印象的で「さわやか律子さん」として国民的アイドルとなった中山に対し、須田はストイックでクール、勝負に徹する孤高のサウスポーとしてファンの目を釘付けにした。
日本プロボウリング協会(JPBA)の黎明期、女子1期生として同期の2人は、メディアによって強烈なライバル関係として演出された。しかしその実態は、互いの実力を誰よりも認め合う戦友だった。感情を表に出さず、静寂の中でピンを薙ぎ倒す須田の投球フォームは、技術的にも極めて完成度が高く、同業者やコアなファンを唸らせる凄みを放っていた。