食後にお腹が痛い原因とは?胃腸の危険サインと正しい対処法を徹底解説
食後にお腹が痛い原因とは?胃腸の危険サインと正しい対処法を徹底解説について知っておくべき 事実を分かりやすく解説いたします。
上腹部に強い違和感や痛みが生じる場合、まず警戒すべきなのが食後の腹痛と胃潰瘍の関連です。胃潰瘍は胃酸から粘膜を守る防御機能が低下し、胃壁が深く傷つく病気で、食事によって分泌された胃酸が傷口を刺激することで食後に強い痛みが走ります。ピロリ菌感染や解熱鎮痛薬の常用が引き金になることも多いため、慢性的な胃痛がある場合は検査が欠かせません。
一方、内視鏡検査を行っても潰瘍や炎症などの異常が見当たらないにもかかわらず、少量の食事ですぐお腹がいっぱいになったり胃もたれを起こしたりする疾患が「機能性ディスペプシア」です。機能性ディスペプシアの原因には、胃の適応性弛緩(胃が広がって食べ物をためる機能)の低下や胃排出遅延、ストレスによる知覚過敏が複雑に絡み合っています。
さらに、脂っこい食事をとった後に右上腹部や右肩にかけて激痛が走るケースでは、胆石症により食後に痛む症状を疑う必要があります。胆のう内にできた結石が胆管に詰まることで起きる胆石発作は、放置すると胆のう炎を併発して緊急手術が必要になることもあるため注意が必要です。