原付のバッテリー寿命でもキック始動は可能?放置がNgな理由と交換目安
原付のバッテリー寿命でもキック始動は可能?放置がNgな理由と交換目安に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。
バッテリーが弱っている時にキックを踏んでも、手応えがなかったりエンジンがかからなかったりするトラブルには、構造上の要因と操作ミスの双方が存在します。
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まず、長期間乗っていなかった車両で起きる原付放置エンジンかからないトラブルの多くは、キャブレター内部のガソリン腐食(ワニス詰まり)や、FI車の燃料ポンプ固着、点火プラグのかぶり、あるいはキックギア自体の固着が原因です。キックペダルを踏み込んだ時に「スカッ」と手応えなく空回りする場合は、内部のキックドリブンギアのスプラインが削れているか、リターンスプリングの破損・グリス切れが疑われます。
一方、機械に異常がないにもかかわらずかからない場合は、踏み込み方に問題があるケースが目立ちます。エンジンをスムーズに目覚めさせるためのキックスターター使い方コツを押さえておきましょう。
キック始動を成功させる最大のポイントは、「いきなり上から力任せに蹴り下ろさない」ことです。まずペダルに足を乗せ、数センチゆっくりと踏み込んで「カチッ」とギアが噛み合う感触(重くなるポイント=上死点付近)を探します。その遊びがなくなった位置から、体重を一気にペダルへ乗せるイメージで下まで一気に踏み抜きます。
この際、アクセルグリップを大きく開けすぎると混合気が薄くなったり、逆に濃くなりすぎてプラグがかぶる原因になります。スロットルは全閉、あるいはほんの数ミリだけ開けた状態を維持して踏み抜くのが、現場メカニックも実践する確実な始動手順です。
なお、一般的なスクーターにおいて原付押しがけ対処法を探す方がいますが、スクーターは遠心クラッチとVベルトを用いたCVT構造のため、車体を押して後輪を回転させてもクランクシャフトに回転が伝わりません。ギア付きのMT原付(スーパーカブやエイプなど)を除き、スクーターでの押しがけは構造上不可能です。