なぜ当たらない?アルトサックスのフラジオ運指完全版!音程が安定する秘訣

なぜ当たらない?アルトサックスのフラジオ運指完全版!音程が安定する秘訣の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

フラジオ奏法の歴史を紐解くと、二人の偉大な巨匠に行き着く。

クラシック音楽の世界において、サックスの可能性を飛躍的に広げたのがシガード・ラッシャー(Sigurd Rascher)だ。1930年代、彼は「サックスには4オクターブの音域が存在する」と主張し、周囲の偏見を覆して超高音域の技法を確立した。彼の著書は今なお高音域習得のバイブルとして愛読されている。

一方、ジャズやファンク、ポップスシーンでフラジオを極上のエンターテインメントへと昇華させたのがデヴィッド・サンボーン(David Sanborn)だ。彼の切り裂くような鋭く艶やかな高音ソロは、1970年代以降のポピュラー音楽におけるサックスのあり方を根底から変えた。

緻密なコントロールで澄んだ高音を奏でるクラシックの技法と、エネルギーを爆発させて叫びのような高音を生み出すジャズの技法。表現のスタイルは異なれど、両者を支えている根幹の理論はまったく同一なのだ。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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