20世紀少年ともだちの正体と結末|漫画と映画の違いを徹底解剖
20世紀少年ともだちの正体と結末|漫画と映画の違いを徹底解剖に関する深掘り記事をまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。
『20世紀少年』最大のギミックは、物語を支配する巨悪「ともだち」が途中で入れ替わっている点にあります。読者の間で長年混乱が生じた原因は、第1部〜第2部と第3部以降で首謀者が異なるという構造的仕掛けにありました。
物語前半から中盤にかけて世界を牛耳っていた初代「ともだち」は、主人公ケンヂ(遠藤賢知)の同級生であるフクベエ(服部哲也)です。フクベエは小学生時代から並外れた顕示欲と歪んだ全能感を抱き、ケンヂたちが作った「よげんの書」を再現することで世界の救世主になろうと画策しました。しかし、彼は理科室の首吊り実験や万国博覧会の混乱を経て、ヤマネの手によって射殺され一度命を落とします。
その後、死んだはずの「ともだち」が復活を遂げますが、この2代目こそが物語の真の黒幕であるカツマタ君でした。カツマタ君は小学生の頃、フクベエによる理科室のフナの解剖事件の濡れ衣を着せられ、万引き犯として理科のバッジ事件でいじめに遭った少年です。顔を持たず、存在をクラスメイトから無視され続けた彼の怨念が、新よげんの書に基づく世界滅亡計画を加速させていきました。