舌の裏の血管が黒いのは病気?舌下静脈怒張の危険度と受診目安を解説
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舌を上に持ち上げたとき、中央にあるヒダ(舌小帯)の両脇を走っている太い血管が「舌下静脈」です。健康な状態であれば薄い青色や赤紫色に見えますが、血行不良や血管の拡張が起きると、酸素を失った黒っぽい静脈血が滞留し、舌の裏の血管が黒紫色に変色して見えます。
皮膚と違って舌の粘膜は透明度が高く角質層がないため、血液の状態がダイレクトに反映されます。主な原因として、長時間のデスクワークや運動不足、ストレス、冷えなどによる毛細血管の収縮が挙げられます。
また、舌の裏の血管が黒い高齢者が増える背景には、血管壁の弾性線維が加齢とともに衰え、血管が広がりやすくなる生理的変化が関係しています。さらに、静脈の弁が緩んで局所的に拡張する「舌下静脈瘤」が発生することも珍しくありません。