なぜ右手は天を指す?平和記念像のポーズに隠された衝撃の真相を徹底解説
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旅行ガイドやインターネット検索では「平和記念像」と表記されるケースも目立ちますが、長崎市における正式名称は「平和祈念像」です。
広島の施設が「記念」を冠することが多いのに対し、長崎が「祈念」の言葉を一貫して用いるのには深い歴史的理由があります。「記念(過去の出来事を思い起こし忘れないこと)」にとどまらず、「祈念(未来に向かって平和を心から祈り、誓い願うこと)」という能動的な祈りを重視したからです。
この像の建立計画は、被爆後の復興が進むなかで立ち上がりました。原爆被爆から10周年にあたる1955年(昭和30年)8月、平和を願う国内外からの熱い募金約3,000万円(当時の貨幣価値としては巨額)を集めて完成。長崎の焦土から立ち上がった市民の不屈の精神と、二度と核兵器を使わせないという国際社会への決意が、この巨大モニュメントの土台となっています。