うさぎの耳が突然垂れる理由と真相|片耳の異変や隠れた病気サインを解説

うさぎの耳が突然垂れる理由と真相|片耳の異変や隠れた病気サインを解説にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

うさぎの耳の異変は、放置すると不可逆的な神経障害や命に関わる事態へ直結します。特に警戒すべき3大疾患の臨床的特徴を正しく把握しておくことが不可欠です。

第1の脅威がうさぎ外耳炎症状です。外耳道に細菌や真菌が繁殖すると、激しい痒みと痛みが生じます。耳の内側が赤く腫れ上がる、黄色や茶色のネットリした耳垢が溜まる、耳の付け根を触られるのを極端に嫌がるといった徴候が現れます。悪化すると耳道内にチーズ状の膿が充満し、その重量と激痛によって耳を立てられなくなり、だらりと垂れ下がる結果を招きます。

第2に警戒すべきはうさぎ耳ダニ(ウサギキュウセンヒゼンダニ)の寄生です。寄生されると猛烈な痒みに襲われ、後足で耳を激しく掻きむしったり、耳をバタバタと振る行動が頻発します。進行すると耳介の内側にパイ生地のような乾燥したかさぶた状の分泌物が幾重にも堆積し、皮膚炎が悪化して耳の保持力を奪います。

そして最も緊急性が高いのが、中耳炎・内耳炎の悪化やエンセファリトゾーン症によって引き起こされる神経症状、すなわちうさぎ斜頸初期症状です。斜頸とは首が片側に傾いてしまう疾患ですが、その発症初期には「首が傾く前段階として、患側の耳が不自然に垂れ下がる」「歩行時にわずかに千鳥足になる」「眼球が小刻みに揺れる(眼振)」といった極めて微細なうさぎ耳の病気サインが現れます。斜頸は発症から数時間の初動対応が予後を分けるため、耳垂れと同時に首の傾きが確認された場合は、夜間であっても救急動物病院へ連絡を入れるべき緊急事態です。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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