高齢者の自立度判定で何が変わる?要介護度との違いと最新基準を徹底解説

高齢者の自立度判定で何が変わる?要介護度との違いと最新基準を徹底解説についての最新情報をお届けします。

高齢者の介護において最も陥りやすい罠が、家族の過度な献身による「共依存」と、それによって引き起こされる「廃用症候群(生活不活発病)」です。

家族社会学の観点からも、親を思いやるあまり「転ぶと危ないから座っていて」「全部やってあげるから何もしなくていい」と身の回りの動作を奪ってしまう過剰介護は、本人の残存機能を奪い、自立度ランクを短期間でJ・AからB・Cへと急降下させる要因になります。介護者と被介護者の間に健全な「心理的バウンダリー(境界線)」を保ち、本人が自分でできる動作を見極めて見守る姿勢が欠かせません。

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準

自立度判定を機に在宅介護の継続が適しているケース:
・障害自立度がランクJ〜A、認知症自立度がランクI〜IIで、デイサービスや訪問介護の導入により本人の意欲向上(高齢者自立支援 介護予防)が見込める場合。
・家族が抱え込まず、ケアマネジャーやショートステイを活用して介護負担を分散できている環境。

施設入所(特養・グループホーム・介護付き有料老人ホーム)を検討すべきケース:
・認知症自立度がランクIIIb(夜間の行動障害)以上に達し、家族の睡眠や精神状態が破壊されている場合。
・障害自立度がランクB〜Cで、日中独居になり痰吸引や頻回な体位変換などの医療的ケアが家庭内で限界を迎えている場合。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest