プロ野球のFa制度とは?取得条件や人的補償・最新ルールを徹底解説

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FA権の取得には、厳格な一軍登録日数計算がベースとなります。NPBの規約において「1シーズン」としてカウントされるのは、一軍の出場選手登録日数が年間145日以上に達した年です。もし145日に満たないシーズンがあった場合でも、端数の日数を過去の不足分と合算して145日ごとに1年として積み上げることが認められています。

権利は大きく分けて「国内FA権」と「海外FA権」の2種類があり、それぞれ必要な年数が異なります。

国内FA権取得条件は、2007年以降のドラフトで入団した大学生・社会人出身選手であれば通算7シーズン、高校生出身選手は通算8シーズンの実働が必要です(2006年以前の入団選手は一律8シーズン)。国内球団間でのみ移籍交渉が可能となります。

一方の海外FA権は、学歴や入団年度を問わず一律通算9シーズンの一軍登録が求められます。この権利を獲得して初めて、MLB(メジャーリーグ)をはじめとする海外のプロリーグ球団と自由に契約交渉を行えるようになります。

なお、シーズン中の怪我で登録を抹消された選手に対しては、一定条件下で日数を加算救済する「故障者特例措置」も設けられており、選手のキャリアを守るセーフティネットとして機能しています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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