赤ちゃんのビクつき「モロー現象」の正体!点頭てんかん見分け方と対策

赤ちゃんのビクつき「モロー現象」の正体!点頭てんかん見分け方と対策に関する深掘り記事を分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

育児中の保護者がネット上で頻繁に口にする「モロー現象」という言葉ですが、医学的な正式名称は新生児の原始反射の一つである「モロー反射(Moro reflex)」を指します。一般の会話や育児フォーラムでは、赤ちゃんが睡眠中や覚醒時に見せる一連の激しい動作そのものを総称してモロー現象と呼ぶケースが定着していますが、モロー反射との違いについて医学的な隔たりがあるわけではありません。医学用語としての「反射」が、日常の育児用語として「現象」と言い換えられて拡散された経緯があります。

では、そもそも赤ちゃんがビクッとする原因はどこにあるのでしょうか。モロー反射は、1918年にオーストリアの小児科医エルンスト・モローによって発見・報告された無意識の身体反応です。赤ちゃんが「頭の位置の急激な変化」「大きな音」「強い光」「室温の急変」といった刺激を感知した際、脳幹の反射中枢が作動し、次の2段階のプロセスが瞬時に引き起こされます。

第1段階として、驚いたように両腕を広げて背中を反らし、指を開く「伸展・外転」が起きます。これに続き第2段階として、何かに抱きつくように腕を胸の前へ丸め込む「屈曲・内転」の運動が生じます。進化生物学の視点では、この一連の動作は母体から滑り落ちそうになった際に、とっさに母親の体や毛にしがみついて落下死を防ぐための生存本能の名残であると考えられています。

生まれたばかりの赤ちゃんは、脳の最高中枢である大脳皮質が未熟であり、神経線維を覆って信号伝達をスムーズにするミエリン鞘(髄鞘)の形成が完了していません。そのため、大人であれば聞き流せるような生活音や自身の寝返りの揺れに対しても、脳幹レベルのブレーキが効かず、モロー現象が激しい理由となって全身へ過剰に反応が波及してしまうのです。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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