幅員減少とは?車線数減少との違いや優先関係・合流ルールを徹底解説

幅員減少とは?車線数減少との違いや優先関係・合流ルールを徹底解説に関する基本知識を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

幅員減少区間やそれに伴う車線合流ポイントで頻繁にトラブルとなるのが、「どちらの車両が優先なのか」という疑問です。現場では「左側優先のはず」「先頭に出ている方が優先」といった誤った都市伝説を信じ込んでいるドライバーも散見されます。

結論から述べると、道路交通法上の規定に基づき、優先権を持つのは「そのままの車線を直進し続ける車両」です。進路変更を余儀なくされる側の車両に優先権はありません。

根拠となるのは、道路交通法第26条の2第2項(進路の変更の禁止)です。同条文では「車両は、進路を変更した場合にその変更した後の進路と同一の進路を後方から進行してくる車両等の進行妨害となるおそれがあるときは、進路を変更してはならない」と定めています。また、高速道路の本線合流においては第75条の6(本線車道に入る場合等における他の車両等の進行妨害の禁止)が適用され、本線を走行する車両の進行を妨げてはならないと明文化されています。

万が一、車線減少や幅員狭小部で車線変更車と直進車が接触事故を起こした場合、過去の判例に基づく基本過失割合は「車線変更車:70% 〜 80%」「直進車:20% 〜 30%」となります。たとえウインカーを出していたとしても、直進車の側方に無理に割り込んだ側の過失が圧倒的に重く認定されるため、「入れてもらえるだろう」という過信は極めて危険です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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