インドの牛乳屋さんの元ネタと真相!空耳ブームから現在を徹底追跡
インドの牛乳屋さんの元ネタと真相!空耳ブームから現在を徹底追跡の要点を詳しく解説してご紹介します。
ネット上で長年「インドの牛乳屋さん」として親しまれている楽曲の正式な曲名は『Vandhenda Paalkaran(ヴァンデーンダー・パールッカاران)』です。タミル語で「牛乳配達人がやって来たぞ!」を意味するこの曲は、南インド映画界の至宝であるスーパースター・ラジニカーントが主演を務めた1992年の大ヒット映画『アンナマライ 〜もののふの愛〜(Annamalai)』のオープニングナンバーとして制作されました。
歌唱を担当したのは、インド音楽界のレジェンド歌手である故S・P・バーラスブラマニャム(SPB)氏。作曲はタミル映画音楽の巨匠デーヴァ(Deva)氏が手掛けており、ラジニカーント特有の疾走感あふれるアクションと陽気なステップが見事に融合した、90年代タミル・マサラ・シネマを象徴する屈指の名曲です。
劇中でラジニカーント演じる主人公アンナマライは、誠実で人情味あふれる街の牛乳配達人。自転車の荷台に特大のミルク缶を積み、口笛を鳴らしながら街中の家庭へ新鮮な搾りたて牛乳を届けて回るオープニングシーンは、公開当時のインド現地の映画館で観客がスクリーンに向かって紙吹雪を撒き散らし、歓声を上げて踊り狂ったという伝説が残るほどの熱狂を生み出しました。