花火師の年収はいくら?給料相場や冬の仕事・危険手当の実態を徹底解剖
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花火師としてプロの現場に立つためには、特定の資格と業界認定を取得する必要があります。誰でも思いつきで花火を打ち上げられるわけではなく、厳格なステップを踏むことが義務付けられています。
最も基本となるのが、公益社団法人日本煙火協会が交付する「煙火打揚従事者手帳(手帳)」です。この手帳を所持していなければ、保安距離内での打ち上げ作業に従事することができません。
資格・手帳の名称種別・管轄取得要件・試験内容取得後の権限とキャリア煙火打揚従事者手帳業界認定
(日本煙火協会)満18歳以上。協会社員(花火会社)の推薦を受け、保安講習を受講して考査に合格。現場での打ち上げ補助・作業が可能になる入門必須資格。5年ごとの更新講習が必要。煙火打揚保安手帳業界認定
(日本煙火協会)従事者手帳取得後、一定の実務経験年数と現場実績を積み、推薦と講習考査を経て取得。現場の保安責任者や現場責任者として、打ち上げ計画の立案と指揮を執ることができる。火薬類取扱保安責任者
(甲種・乙種)国家資格
(経済産業省・都道府県)国家試験(年1回)。火薬類の物理・化学的性質、火薬類取締法令、保安技術の筆記試験。火薬類の消費・貯蔵場所における選任責任者。工場運営や独立には必須となる最上位資格。火薬類製造保安責任者
(甲種・乙種・丙種)国家資格
(経済産業省・都道府県)国家試験(年1回)。火薬類の製造工程、機械設備、化学理論などの専門知識を問う。煙火製造工場の製造管理者として選任される資格。工場長クラスに求められる。
花火会社への就職ルートとしては、大手の煙火製造業者が春・秋に公開する一般の新卒・中途採用求人への応募が基本です。かつてのような縁故採用ばかりではなく、全国の花火会社がWebサイトや求人ポータルサイトで募集を行っています。
採用選考では、学歴よりも「体力」「協調性」「規律を重んじる誠実さ」が厳しく見られます。火薬事故は一つの不注意が自身のみならず同僚や観客の命を奪うため、感情の浮き沈みが激しい人物や、ルールを自己流で崩す人物は最も敬遠されます。