憧れの苔庭で後悔する人が続出?デメリットと手入れの現実を徹底解説
憧れの苔庭で後悔する人が続出?デメリットと手入れの現実を徹底解説について重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をお届けします。
近年はホームセンターや通信販売で苔マットを手軽に入手できるため、自力での施工に挑戦する人が増えています。しかし、プロの整地技術を欠いた苔庭のDIY失敗例は枚挙にいとまがありません。
最も典型的な失敗が「土壌改良の不足」です。既存の庭土が水はけの悪い粘土質であるにもかかわらず、表面の雑草だけを抜いて直接苔を敷き詰めてしまうケースです。苔は根を持たず「仮根(かこん)」と呼ばれる組織で地面に付着しますが、水はけが悪いと仮根が定着できず、大雨のたびに苔マットが浮き上がって腐敗します。施工前には土を10〜15cmほど掘り起こし、川砂や赤玉土、桐生砂をブレンドして透水性と保水性を両立させた下地を造成しなければなりません。
また、植え付け直後の「転圧不足」と「散水不足」も定着失敗の主因です。苔マットを置いた後は、板や手のひらで均一に圧力をかけて下地土と密着させ、隙間に目砂を入れて乾燥を防ぐ工程が不可欠です。この初期定着期間(約1〜2ヶ月)に十分な水分を与え続けられないと、簡単に風でめくれたり乾燥死したりします。