鬼門ジッダを解剖!キング・アブドゥッラー・スポーツシティの全貌
話題沸騰中の 鬼門ジッダを解剖!キング・アブドゥッラー・スポーツシティの全貌について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
キング・アブドゥッラー・スポーツシティは、2014年5月1日にアブドゥッラー国王杯決勝戦をもって華々しく開場しました。サウジアラビアの近代化と国家ブランディングを象徴するプロジェクトとして巨費を投じて建設され、その外観の幾何学的フォルムと夜間のライトアップの美しさから、現地ではアラビア語で「Al-Jawhara(アル・ジャウハラ=輝く宝石)」という愛称で親しまれています。
メインスタジアムの公式収容人数は62,241人。サウジアラビア国内では首都リヤドのキング・ファハド国際スタジアムに次ぐ規模を誇り、中東全域を見渡してもトップクラスのキャパシティを有します。国内リーグ「サウジ・プロフェッショナルリーグ」の超名門であり、カリム・ベンゼマ選手やエンゴロ・カンテ選手らを擁するアル・イテハド(Al-Ittihad)およびアル・アハリ(Al-Ahli)がホームスタジアムとして共用しています。
座席表の構造は、ピッチを隙間なく囲い込む3層(ロワー・ミドル・アッパー)のすり鉢状スタンドを採用。どの座席からでもピッチ全体への視界(サイトライン)が緻密に計算されており、アッパーデッキの最上段からでも選手の背番号やフォーメーションが明瞭に視認できる設計です。また、日中の強烈な日差しを遮る大型の片持ち梁キャノピー(屋根)が全周に配向されており、観客席の快適性を確保しつつ、サポーターの熱狂的な叫び声を内部に反響・増幅させる劇場型メガ構造を実現しています。