どんぐりなのにアク抜き不要?椎の実が秋の味覚として愛される理由

どんぐりなのにアク抜き不要?椎の実が秋の味覚として愛される理由の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

選別を終えた椎の実を最も手軽に、かつ最高に美味しく味わう調理法は、何と言っても「乾煎り(フライパン炒り)」です。

調理の前に欠かせないのが「殻への切り込み入れ」です。栗と同様に、密閉された硬い殻のまま直火にかけると、内部の水分が膨張して破裂し、実が飛び散って火傷をする恐れがあります。キッチンバサミの根元やペンチを使い、お尻の部分や側面に1本ピッとヒビを入れておくのが安全の鉄則です。

【簡単5分!香ばし煎り椎の実の手順】

  1. 油を引かないフライパンに、切れ目を入れた椎の実を重ならないように並べる。
  2. フタをして弱火〜中火にかけ、時折フライパンを揺すりながら5〜7分加熱する。
  3. パチパチと音が立ち、切れ目から殻が割れて中身の白い実が覗き、香ばしい香りが漂ってきたら火を止める。
  4. 粗熱が取れたら手で殻を剥き、ひとつまみの塩を振って熱々を口に運ぶ。

煎りたてはまるで小粒の甘栗やピスタチオを思わせる、素朴で優しい甘みと上品なホクホク感が広がります。

さらに通の間で絶賛されているのが「椎の実の炊き込みご飯」です。殻と薄皮を剥いた実を、白米・昆布だし・少量の薄口醤油・酒とともに通常の水加減で炊飯器に入れて炊き上げます。炊きあがりと同時に広がる山里の芳醇なアロマと、お米のモチモチ感にアクセントを加える椎の実の食感は、秋の食卓を格上げする贅沢な逸品です。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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