ほうれん草クリームパスタの極意|生クリームなしで濃厚に仕上げる技
ほうれん草クリームパスタの極意|生クリームなしで濃厚に仕上げる技の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
パスタ全体の完成度を大きく左右するのが、ほうれん草の下処理(パスタ用)です。ほうれん草特有の「えぐみ」の主成分であるシュウ酸は水溶性のため、しっかりと熱湯で下茹ですることでお湯の中に溶出します。下茹でを行わずに直接ソースへ投入すると、クリームのまろやかさを損なう渋みが残るだけでなく、ソースが濁る原因にもなります。
プロが推奨する下処理の手順は極めてシンプルです。
① たっぷりの沸騰した湯に1%程度の塩を加え、まずは根元部分を20秒、全体を沈めてさらに10〜20秒ほど短時間で固めに茹で上げます。
② 直ちに冷水(氷水)に取って急速冷却し、葉緑素(クロロフィル)の熱変色を防いで鮮やかな緑色を固定します。
③ 水気を絞る際は、繊維をすり潰さないよう根元から葉先へ向かって優しく、しかし水分は徹底的に押し絞ります。
④ 3〜4cm幅にカットした後、再度キッチンペーパーで包んで軽く押さえ、表面に残った水分まで拭き取ります。
この「徹底的な脱水」こそが、ソースと合わせた際に余分な水分を出さず、クリームがしっかり絡む土台を作り上げます。