ひらがな「も」の書き順は縦から!大人が間違う理由と美文字のコツ
ひらがな「も」の書き順は縦から!大人が間違う理由と美文字のコツの全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。
ひらがなは平安時代、万葉仮名として使われていた漢字を速く滑らかに書くために、草書体をさらに崩して誕生しました。「も」の字源である漢字の「毛」がどのようにひらがなへと変化したのかを知ると、縦から書く必然性が論理的に理解できます。
古代の書家たちが「毛」を草書で書く際、第1画の左払いから流れるように一気に縦の主軸へと筆を滑らせ、下のハネへと連続させました。その勢いを保ったまま、最後に交差する横画をサッと払う筆遣いが定着したのです。
明治期以降の国語教育および戦後の文部省(現・文部科学省)による学習指導要領の策定において、教科書体におけるひらがなの標準的な筆順が整理された際も、この草書の運筆の軌跡(筆脈)を尊重して「縦曲がりが1画目」として正式に規定されました。