諏訪大社上社本宮の本殿なき理由とは?見どころと参拝ルート完全解説

諏訪大社上社本宮の本殿なき理由とは?見どころと参拝ルート完全解説とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

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本殿を持たない上社本宮ですが、境内の建築群の重厚さは全国の神社の中でも群を抜いています。建築史の観点から絶対に外せない見どころを整理します。

参拝所正面に鎮座する幣拝殿および左右片拝殿は、天保6年(1835年)に落成した江戸時代後期の最高峰の木造建築です。諏訪の誇る名匠・立川和四郎富昌が棟梁を務め、精緻を極めた龍や獅子、動植物の彫刻が至るところに刻み込まれています。欅(けやき)材の木目を活かした白木造りの荘厳な佇まいは、日光東照宮のような極彩色とは対照的な、渋みと圧倒的な迫力を漂わせています。

境内奥へと続く四脚門(しきゃくもん)は、慶長13年(1608年)に徳川家康が上社の造営にあたって寄進したとされる歴史的遺構です。現存する上社本宮の建造物の中で最古のものであり、関ヶ原の戦いを経た徳川幕府が諏訪の武神信仰をいかに重視していたかを物語る一級の史料となっています。

境内四隅に直立する4本の巨木「御柱(おんばしら)」も見逃せません。寅年と申年の7年目(実質6年ごと)に行われる天下の大祭「御柱祭(正式名称:式年造営御柱大祭)」によって、八ヶ岳中腹の森から曵き出された樹齢数百年のモミの大木です。上社本宮では、参拝所右手から「一之御柱」「二之御柱」を間近に拝観でき、神域を四方から結界のように守護する圧倒的なエネルギーを直に体感できます。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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